オスロ大学サマースクールでノルウェー語を学ぶ【準備から出願までのプロセス】

2019年の夏にノルウェーを訪れました。ちょうど私が滞在していた頃は、オスロ大学のサマースクールの開催時期と一致しており、滞在中に何度かサマースクールについての広告や話を見聞きしました。

当時、日本の会社で働き、自分のキャリア形成について悶々としていた時期。将来に対する明確な人生計画も立てられていなかったけれど、2020年の夏はノルウェーで生活を始めたいという気持ちが、なんとなく芽生えていました。

せっかくならオスロ大学で学びたいなと思い、2020年のオスロ大学サマースクール参加を一つのモチベーションにすることを決意。実際、2020年のオスロ大学サマースクールのノルウェー語コースへ出願し、受講しました。

2020年のサマースクールは、コロナのせいで、急遽オンラインでの開催になり、例年通りの出願~開講までのプロセスとは、異なる部分もあるかと思いますが、出願から開講までの流れを紹介します。

この記事でわかること

オスロ大学サマースクール出願にあたっての準備と出願について
出願時から受講までの体験談・注意点
コロナで異例尽くめの2020年オスロ大学サマースクールの出願について

2020年サマースクール出願に向けた2019年秋から2020年夏までの情報です。最新の出願要綱は、オスロ大学の公式ホームページをご覧ください。

目次

オスロ大学サマースクール(ノルウェー語のコース)出願までのスケジュール

出願までの下準備(~10月から12月頃)

出願する授業やご自身の国籍などによって求められる条件が異なります。まずは、オスロ大学の公式HPより最新の出願要綱を確認しましょう。例年、サマースクールの出願要綱は、前の年の10月ごろに最新情報が開示されます。(例:2020年のサマースクールに関する情報は、2019年の10月ごろに開示)しかし、出願際して必要な基本的な条件などは、年間掲載されているので、興味のある方は、一度目を通しておくとよいでしょう。

日本で生まれ育った日本人の方であれば、出願に際して、基本的に英語の能力を示すスコアが必要になってきます。IELTSやTOEFL(iBT)といった該当の英語試験でのスコア獲得が済んでいない場合、早め早めに受験してスコアを確保しておくのが無難です。何故なら、日常的な英語も試験範囲に含まれるTOEICとは違い、IELTやTOEFL(IBT)は、出題内容が難しい上に、受験料もやたらと高いから。計画的な受験が望ましいです。

ノルウェー語のコースに関しては、初級より上のコースを受けるためには、英語能力以外にも、ノルウェー語能力を示す必要があるので、注意です。

サマースクールは、例年6月末から8月初めの計6~7週間で実施されます。学業のためのビザは支給されません。なので、自らなんらかの形で、滞在用のビザをゲットしておく必要があります。日本のパスポートをお持ちの方であれば、観光ビザで、シェンゲン協定国内に入国し、最大3か月の滞在中のうちに、サマースクールの日程を合わせれば、特にビザ申請しなくとも、受講可能ですね。

観光ビザで入るという話は、もちろんコロナが広がる前の話です…。
2021年以降のビザ状況は、最新の情報をご確認を…。

プチ留学に近い日数で授業を受けるため、その日程にノルウェーに渡航可能か、滞在先、授業料や滞在費などを工面できるかなど、実際に出願を始める前に確認しておくことも重要。私は2020年夏には、本格的にノルウェーに行くつもりにしていたので、会社に退職の話をし始めました。

出願までの準備

出願要綱の確認
IELTSやTOEFL(iBT)などの受験
経済的準備(授業料・滞在費・航空券代など)
来夏のスケジュール調整

現地での生活が困らない程度に、最低限の英会話ができるように準備しておくことも重要ですね!

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出願(1月~2月頃)

出願に必要な書類を実際に集めたり、作成をします。必要な書類については、オスロ大学サマースクールのホームページで最新情報をご確認ください。

ここで、1つ問題になったのが、高校の成績証明書です。

サマースクールのノルウェー語コース出願には、高校の成績証明書も提出書類のうちに含まれていたので、母校に発行の依頼をしました。しかし、卒業5年が経過した成績証明書は、随時破棄していくそうで、新規で発行できないらしいんです。(保管期間については、学校教育法施行規則で定められているため、どこの学校も基本的に同じかと…。)高校卒業してから、高校の成績証明書が必要になった経験がなかったので、この件については知りませんでした。

もちろん、私の場合、卒業から5年以上経っていますし、卒業の時にもらった成績証明書は、紛失しています。仕方がないので、母校には、「成績証明書は発行できません」と書かれた代わりの証明書を発行してもらいました。

なつめ

残念ながら、無い物は、無いのです…。

私は、しれっと、成績証明書は発行できない旨が記載された証明書を成績証明書としてオスロ大学へ提出しました。そうすると、成績証明書についての問い合わせがオスロ大学から個別に入りました。

高校の成績証明書が発行できない理由をきちんと説明すると、オスロ大学は、すんなり了解してくれたようでした。大学の成績証明書で対応するとのことで、事なきを得ました。

高校の成績証明書に関して

もし、今この記事を読んでくれている貴方が、高校卒業から5年経っていない人であれば、とりあえず、ダッシュで成績証明書をもらいに行ってください。将来、留学に行く計画がなくても、もしかすると将来どこかのタイミングで必要になることもあるかもしれません。保管しておいて損はないかなと思いました。

卒業から5年以上経ったアダルトな皆さんは、必要なときになったら、その時は、誠心誠意、対応しましょう

合格から渡航までの準備(4月頃~)

3月末ごろから4月初めにかけて、合格発表が行われます。合格者は、メールの案内に従って、合格のオファーを受け入れるか最終の返答を大学側に行い、授業料の支払いなどを済ませ、航空券の購入など、渡航に向けた準備を進めます。

合格通知後の準備(従来であれば…)

受講するかしないかを大学側に返答
授業料の支払い
航空券チケットの予約
居住地の確保(寮に住まない場合)
ビザ申請(観光ビザ以外のビザを利用する場合)
英語やノルウェー語の勉強
 
書店などに行き、教科書の準備 などなど

ただし、恐らく、このあたりからサマースクール2020は、例年と異なる動きをし始めます。何故なら、3月初旬にヨーロッパで広まったコロナの影響で、3月と4月は、ノルウェー中が、ほぼロックダウン状態で、イレギュラーな対応をせざるを得なかったから。

私の場合、合格通知を受け取ったかと思えば、数日後にノルウェー国外からの生徒の受け入れは中止してサマースクールを続けるという連絡が入ったり、やっぱり今年はサマースクール自体を中止にするというアナウンスがあったり…と、現場がいかに混乱しているかということが伝わってきました。

結局、4月末ごろに、ノルウェー語のコースを含め、一部コースはオンラインで開催されることが決定。私は、日本の自宅からオスロ大学のサマースクールを受講する運びとなりました。

合格通知後の準備(2020年サマースクール)

受講するかしないかを大学側に返答
自宅のインターネット回線安定化の準備
パソコンの購入(持っていない人)
Zoomやオスロ大学のオンラインアカウントの開設

英語やノルウェー語の勉強
オンライン上で、教科書の準備
 などなど

受講までの準備に関する注意事項

授業初日を迎えるまでに注意しなければならないと思ったのは、オスロ大学側からの重要事項の連絡方法が、2種類あるということ。

コロナで急遽オンライン開催になったからなのか、例年そうなのかは定かではありませんが、2020年サマースクールの場合、オスロ大学側からの重要事項の連絡方法が2種類あって、正直、混乱を招いていたと感じます。

オスロ大学側→生徒への情報共有方法

①各々にメール送信にて情報共有
②出願要綱などが掲載されていたサマースクール用のホームページ上に追加記載

3月末以降、合格通知などの連絡は、オスロ大学から直接メールが届いていきます。これからもメールで連絡が来るのかと思いきや、メールと並行して、出願要綱などの情報が掲載されていたサマースクール用のホームページ上に、どんどん新規の重要情報が、しれっと追記されていっていたのです。


例えば、オンライン授業に変更になったがゆえに、授業開始時間・日時が当初の予定と異なることや、授業中に使用する教科書情報など、授業に関する非常に重要な情報すら、メールではなく、ホームページ上だけでの案内もありました。

オスロ大学側からは、新しい情報は、ホームページに追記します~というような親切な案内がなかったため、見逃していた人も多かったと思います。授業の初日に、本来であれば準備しておくべきことや教科書を準備できていなかったクラスメイトが半分ぐらいいた印象を受けました。

何か情報を追えていなくて、準備不足になっているのではないかと感じ、個人的には、コース初日を迎えるまで、非常にハラハラドキドキしていました…。ただ、実際には、圧倒的に準備不足でも何食わぬ顔で参加しているクラスメイトが大多数だし、先生自身も、イレギュラーの中での開講なので、人数さえ揃っていれば、OK~!ぐらいの気分でいたように感じます。

なつめ

圧倒的な文化の差みたいなものを感じました…。
初日を迎えるまでのハラハラドキドキは、完全に気苦労でしたね…。

合格後は、メールとホームページの情報は、日常的に確認しましょう!

まとめ

イレギュラー尽くしのオスロ大学サマースクール2020。正直、オンラインでなく対面で受けたかったな~~という気持ちは、今でも無くなりませんが、サマースクール内でもオンラインで開講されず中止になったコースも多かったので、受講できただけでも幸せだったんだと感じます。

短期間のうちに、猛スピードで初級レベルの文法を教わるので、毎日ついていくのが、非常に大変でしたが、私のノルウェー語も、ちょっとレベルアップしたそんなサマースクールでした。確かに独学でもいいけれど、やっぱり、同じようにノルウェー語習得を志すクラスメイトがいて、それをサポートしてくれるネイティブの先生から教わる環境というのは、いいですね。サマースクール開講中にノルウェー滞在が可能で、ノルウェー語勉強されたい方には、おすすめです。

ノルウェー語初級とはいえ、全くの初心者の状態で授業に参加すると、かなり痛い目に合うと思います。受講を予定している人は、事前にノルウェー語の勉強を進めておいた方が、いいですよ!!

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