TOEIC900点を取るための勉強方法・戦略・参考書【備忘録】

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「2か月後のTOEICで900点を取る」という目標を立てて臨んだTOEIC。2か月間の勉強の成果が出たようで、無事に900点の壁を超えることができました!

今回は、900点を取るために、私が行った勉強方法や戦略を、おすすめの参考書や勉強ツールを合わせて紹介していきます。(リーディングが苦手だったので、リーディングpart攻略に特化した内容がメインです。)

過去に一度だけTOEICを受験したことがあり、その際は700点でした。それから月日は経ちましたが、忙しさを理由に英語学習に力を注いでこなかったので、私自身の英語力が飛躍的に向上していたかというと、そういうわけではないと思います。ただ、現状で、TOEIC700点以上は獲得できる人(ある程度英語の基礎は理解している人)が900点を目指すという前提で話を進めていきます。

目次

まずは、TOEICの問題と自分の苦手や実力を知る

TOEICの勉強を始める前に、まずは、TOEICの問題とそれに対する自分の苦手項目や実力を正確に把握してみることが非常に重要です。実力を測るには、過去問で演習できる最新版の公式問題集が、一番ですね。(公式問題集7は、2021年5月時点の最新版です。)

実際のTOEICを解きTOEICにおける自分の苦手を把握することで、初めて自分にとっての最適な勉強方法を見出すことができます。何故なら、TOEICで900点以上を取ろうと思うと、本番で9割以上を正解しなければならないから。勉強期間中に、TOEICの問題で苦手を置き去りにしてしまうようでは、本番で900点なんて取れるわけないのです。

短期間で効率的にTOEICの得点アップを狙うなら、これから出会う苦手な単語や問題をしらみつぶしに克服していくほかありません。

ちなみに、私の場合、リスニングは得意だけど、リーディングが超苦手でした。リーディングpartを克服して全体得点の底上げする作戦で、勉強を進めることにしました。

まずは、自分の苦手と実力を把握し、適切なテスト対策を

圧倒的な単語力を身に着ける

リーディング・リスニングに限った話ではないですが、TOEICは単語力を強化しなければ、900点越えはありえないと公式問題集を解いてみて実感しました。TOEICでは、単語を知っていてナンボです。単語の意味を知らないと正しい答えまでにたどり着けない場合が、少なくありません。

おすすめの単語暗記方法

実際に問題を解いてみて痛感したのは、私の場合、英語の読解力も足りていないけれど、それ以上に単語力も足りていないということです。まずは、TOEIC頻出単語を片っ端から頭に入れていくことからスタートしました。

まずは、定番の単語帳を利用することにしました。私が使ったのは、「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」です。

1度でしっかりと覚える気持ちで暗記をしますが、実際のところ、初めてみる単語は、1度で完全に覚えることはできません。見た瞬間にすぐに単語の意味が思いつくまで、何度も何度も覚えようとしました。

単語の暗記を実践していて感じた問題点は、単語帳学習は飽きやすく、だらけやすいということです。一日に何時間も単語帳を開いても、効率的に勉強できないのです。でも、沢山の単語を短期間で覚えたいと感じた私は、単語の暗記を単語帳だけでなく、複数のアプローチから実践することにしました。

単語帳と併用して利用したのが、デジタル版のフラッシュカード「Anki」です。自身の暗記習得状況に応じて、フラッシュカードを適切なタイミングで表示させることで、長期的な記憶の定着を促す機能がついているAnki。暗記にピッタリの学習ツールです。

Ankiの他ユーザーが制作したフラッシュカード集「デッキ」をダウンロードすることで、簡単に学習を始めることができます。TOEIC向けのデッキも沢山公開されているので、勉強しやすかったです。

TOEICの演習問題を解いていると、単語帳やAnkiをやっていても知らない単語に出会うことも多いです。そういった単語帳にもAnkiにも登場しない単語は、ノートに書き留めて、自分用の単語ノートを作成しました。単語ノートも合間に見返すことを心がけました。

単語を見て1秒以内に意味が思い浮かばなかったら、覚えていないとみなして何度も何度もチェックしました。TOEIC本番は、時間との勝負です。勉強時から、瞬殺で英語を理解する練習をしたので、本番でも解答速度が上がったと感じました。

効率的に単語を覚えるための工夫

私の場合、TOEIC本番までに、あまり時間が無かったので、短期間で、大量の単語と向き合う必要がありました。よって、なるべく効率よく済むように工夫しました。

単語習得に向けた3つの軸

・TOEIC向けの単語帳1冊
・Ankiのデッキ
・オリジナルの単語ノート

効率化のポイントは、どれもこれもダラダラと暗記をしないこと。具体的にいうと、学習ツールを変えることで、短期的な集中力にメリハリをつけながら勉強するということです。

例えば、暗記に1時間の時間を使えるとしましょう。最初の15分は、単語帳で新規の単語を覚えて、次の15分は、Ankiのデッキを進める。さらに残りの30分で、最初の15分で新しく学んだ単語をちゃんと覚えているか再度確認し、時間が余れば、オリジナル単語帳の単語を復習…。このように、単語を覚えるという行動を、学習ツールごとで短期的に区切ることで、集中力のメリハリをつけることを意識しました。

Part5の文法問題を得点源にする

Part5の文法問題でのミスが目立ったため、Part5の問題を制する作戦にでました。何故なら、TOEICの文法問題は、それなりにパターン化しているため攻略しやすいのと、そこで培った力はPart6や長文問題のPart7にも活かすことが出来るからです。

私が愛用した教材は、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。

TOEICのPart5の出題形式に即した実践型の参考書です。TOEICによく出題される文法問題が、1000問掲載されています。問題ごとに、詳しい文法解説あるので、答え合わせがしやすかった印象です。間違った問題を何度も何度もやり直しました。

基本的な文法力を身につけている人であれば、まずは、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を全て解いてみることをおすすめします。文法書を一から開いて文法を学びなおすのではなく、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の問題で分からなかった文法があれば、そこから文法書を開いて確認していくことで、効率的にTOEICの文法問題に向き合うことができました。

Part7の長文問題を制覇する!!!

自分の中で、Part7の長文問題が、非常に苦手意識がありました。何故なら、英語を読むこと自体苦手なのに、TOEICでは、短時間に大量の長文を読み進めていく必要があったから。問題を解いても、毎回時間が足りずに終わっていました。

しかし、900点以上取ろうと思うと、試験時間内に完璧に問題を読み解く読解力・速読力が必要不可欠です。私は死ぬ気でTOEICの長文に挑むことにしました。

TOEICの長文問題は、出題形式が独特だと思います。問題のパターンが決まっているし、扱われるテーマも傾向があります。その上、一度に大量の英文を処理する能力も問われます。読解力・速読力を鍛える方法は沢山ありますが、TOEICの長文対策をするなら、TOEICの長文に特化した長文を読み込むのが、一番の近道です。

私が長文対策で使ったのが、「TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試」という参考書です。

TOEICで990点を取るためにPart7を極めるというコンセプトの参考書で、本番の試験さながらの長文問題を4セット解くことができます。難易度は、本番レベルからちょっと難しめが含まれているので、TOEICの長文問題をゴリゴリ解いて力をつけていくのに最適な参考書になります。

「TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試」は、長文問題が載っているだけではなく、長文問題で高得点を取るための学習方法の指針も紹介されている点も非常に参考になりました。本誌の学習メソッドに従いながら、学習を進めることで、TOEIC長文の耐性を身につけることができたと感じます。

なつめ

本番では、余裕をもってpart7を解き切ることができました♪

読んで、キチンと答え合わせをして、また読んで…この繰り返しによって、TOEIC長文問題に慣れていくしかない!!!

Part6は、Part5とPart7対策で乗り切る

今回、Part6に特化した対策は行いませんでした。何故なら、Part6の長文穴あき問題は、Part5の文法問題を解く力、Part7に必要な長文読解力を応用したような問題が出ているためです。Part5とPart7の対策に特化することで、Part6も必然的に正答率を上げることができました。

Part6に関して言えば、公式問題集を解いて慣れれば十分かなと感じますが、不安な方は、Part6に特化した参考書を試してみるのもいいのではないでしょうか。

ナチュラルなリスニング力が問われるTOEICリスニング

公式問題集のリスニングpartを解いてみて感じたことは、TOEICのリスニングで問われているのは、ナチュラルなリスニング力であるということ。そう感じたのも、Part1は、問題に関する写真だけしか情報が与えられず、Part2に至っては、質問や内容に関することが一切記載されない状態で、リスニングに挑まないといけないからです。Part1と2に関して言えば、小賢しいテクニックは必要なく純粋な自身のリスニング力を上げる以外、得点アップには繋がりません。

Part3とPart4の長文リスニングに関しても、似たようなことが言えると感じました。確かに、問題の問いと解答を確認できますが、それだけです。1度しか流れないリスニング音声をキチンと聞き取る能力がなければ、設問の情報は無いに等しいと感じます。結局は、ナチュラルなリスニング力を鍛える他ないわけです。

もしリスニングのPart3・4においてナチュラルなリスニング力以外で何かテクニックが必要であるとするなら、強いて言えば、短期間のうちに、1度聞いた音声の内容と一致する解答を選ぶ読解力や単語力にあるかもしれません。その能力は、Part5~7の対策をする中で培われていくと思います。

なので、TOEICのリスニング対策に関して言うと、TOEICリスニングに特化した対策はせず、ナチュラルなリスニング力アップに向けて、ひたすら精聴と多聴を繰り返していました。

まとめ

以上で記載したポイントと勉強方法を意識しながら、何度も何度も繰り返し勉強してきました。無事に目標の点数に達成することができて、嬉しく思います。

TOEICで満点レベルを取ろうと思うと、目先のテクニックでは乗り切れないのが現状。TOEICは、自分自身の読解力とリスニング力が問われる試験です。自分の苦手と向き合い、地道に勉強に励むことが、何よりの近道なんだろうなと感じました。

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